会話が上手い人は仕事でも恋愛でも上手くいっている人が多いですよね。
無口で無骨な人が良いという人もいるでしょうが、やはりこの世の中をより良く立ち回っていくにはコミュニケーション能力、すなわち会話をする力は非常に重要です。
プロのように自分から面白い話を作り出すことは難しいですし、そこまでに行くには相当な努力と時間を要しますが、一般レベルで上手くなるならある程度のポイントを意識することで上達します。
上手く話すにはしっかりと頭を使わなければなりませんが、出来るようになれば恋愛だけではなく仕事にもプライベートにも活かすことが出来るので、この考え方を身に付けておいて損はないと思います。
会話の目的を意識する
会話をする上で一番たいせつなのは、会話の目的が明確になっているかどうかです。
よく話をしていて、方向がずれる人がいると思いますが、それは会話の目的が何かを忘れたり、初めからなかったりするから起こります。
また、自分の話に熱くなり言いたいことを発しているだけになっている人に多いです。
会話で大事なことは相手にどんな話をしたいのか、何を伝えたいのかをしっかりと意識して会話を組み立てることです。
もちろん初めのうちは上手くいかないと思いますが、何も考えずに話すより必死に考えて話すことを繰り返せば会話は少しずつ上達していきます。
会話の間を意識する
会話をしていて、相手に聞き返されたり、え?と言われた経験はあると思います。
これは相手がこちらの話を聞いてないと時に起こることですが、これは聞かない相手が悪いからだけではなく、自分の会話に意識や注意を引き込んでいない時にも起こります。
話のポイントを言う前の会話がながったり、話の流れに抑揚がなく相手の注意を引き付けられていないと、聞き返されたり、え?と言われて、せっかくの会話の流れも台無しになってしまします。
そこで、ここは聞いてほしい言葉を言う前に間を作ってみることを意識してみてください。
間というは、大事なことを言う前にタメを作ることです。タメを作ることで相手は何を言うのかなと相手はこちらに集中してくれます。そこで言いたいこと、伝えたいことを言えばその言葉の効果は大きくなるのです。「一呼吸置く」というのは簡単にできますので、色々な場面で試してください。
また、間は一呼吸置くだけでなく「それで!・なんと!」「一言いいですか?」等々、注意を引き付ける言葉で作ることもできます。要するに相手の注意をこちらに向けさせることがポイントです。
情景や感情を言葉にして擬音を入れる
最後のポイントは会話する上で、その時の情景や感情を鮮明に想像できるように伝え、動作や事象に擬音を使って表現することです。
例えば「ネットで知り合って初めて会う人と駅の改札で待ち合わせてたんですけど」
という会話も
「ティンダ―で知り合った女性と駅の改札出て正面の大きい看板の前で待ち合わせしたんですが、すごい人込みの中でどの女性が来るのかドキドキしながら待ってたんですけど」
と言えば、駅の情景やその時の感情、心臓の心拍数まで伝わり臨場感がでると思います。
情景は見ているものをわかりやすく伝えることがポイントです。
例えば洋服のコートわかりやすく伝えると「コート→ロングコート→ネイビーのロングコート→ネイビーのスタイリッシュなトレンチコート」
のようにどんなコートだったかを詳しくわかりやすく説明すると、その情景がイメージできやすいです。
感情も同じで「緊張している。→初めて会うから緊張している。→以前は写真と顔が違う人来て今回もそうなるかもと思い緊張している。」と言えば、自分がなぜ緊張しているかが伝わりやすくなります。
そしてこの緊張に擬音の「ドキドキ」を入れれば、会話のアクセントになり、より臨場感が相手に伝わりさらにボディーランゲージも加えられるようになれば、まるで自分がその場を体験しているかのような気になり、より会話が面白くなっていきます。
いっぺんに全てのことをするのは初めのうちは無理だと思いますが、焦らず努力を続けていけば必ず会話は上達していきますので、あきらめずに頑張っていきましょう!